好転反応を理解してプラセンタを活用しよう

美容や健康面において絶大な効能があり大人気のプラセンタですが、効能が実感できる反面摂取後に体調面で異変を感じる方もいます。

 

プラセンタをこれから摂取しようとしたときに、体にどんな影響があるかについてはとても気になる点です。副作用と混同されやすい「好転反応」と呼ばれる症状があるのをご存じでしょうか?

 

こちらのページでは、そもそも好転反応とは何か、プラセンタサプリメントに好転反応はあるのか、副作用と好転反応との違いなど好転反応に関する様々な情報をまとめました。

「好転反応」とは何か

好転反応とは、身体が弱ったりバランスが崩れている状態から正常な状態に戻す過程において、身体におこる変化をいいます。

 

身体の中の悪いものを排出する過程、良い体の状態に向かう過程で生じる一過性の症状を好転反応と呼んでいます。

 

通常は、新しく取り入れた成分が身体になじむようになると自然と症状が落ち着き、その後成分の持つ本来の効能を実感できるようになります。

 

好転反応の有名な例をいくつかあげると

商品のタイプ よくある症状
ニキビ対策商品 一時的にニキビが増加
腸内環境の向上商品 一時的に下痢や便秘に
ホルモンバランスの調整商品 一時的に生理周期が乱れる

また、酵素サプリメントによるファスティングダイエットも身体から毒素を排出し、体質変化する過程において多くの方が好転反応を感じます。

 

一時的に体調が悪くなりますが、症状を乗り越えたときに身体の調子が大きく変化された例がいくつもあります。

 

また、好転反応が出た部分=自分の身体が弱っている部分との説もあります。

 

人の体は千差万別ですので、同じ商品を使用しても好転反応があらわれる場合もあれば、あらわれないこともあります。

好転反応が現れた時の対処法

新しいサプリメントを飲み始めて一時的に好転反応をあらわれた場合には、次の3つの対処法がおすすめです。

  1. 最初は最小量から飲み始める
  2. 身体が慣れるまで量を減らす
  3. 飲むタイミングを変えてみる

また、水分をたくさんとり老廃物や毒素をなるべく早く・スムーズに排出する手助けをすることも大切です。

 

また、あまりにも症状がひどい場合にはサプリメントを飲むのを一時的にやめてみましょう。

 

それでも症状が落ち着かない場合は他の病気等が要因の不調も考えられますので医療機関での受診をおすすめします。

プラセンタに好転反応はあるのか?

プラセンタは、美肌・アンチエイジングなどの美容効能はもちろん、代謝をよくしてくれたり女性ホルモンのバランスを整える効能など実に幅広い効能が実感できます。

 

効能を実感しやすい分、飲み始めてから好転反応を感じる方もいます。

 

プラセンタを使用しているユーザーの体験談を調べてみると次のような症状を感じている方が多くいます。

 

  • ニキビができる
  • 生理周期が乱れる
  • 胃腸の不快感
  • 倦怠感・だるい
ニキビができる

以前、私は仕事のストレスから肌あれがひどくプラセンタを飲み始めました。飲んでしばらくしてからおでこに大きめの吹き出物が複数出てびっくりしました。慌てて皮膚科に相談したところ「好転反応」について教えてもらい安心した経験があります(32歳/女性)

プラセンタを摂取すると代謝向上・ホルモン分泌作用により成長ホルモンの分泌がされます。

 

解毒効能が高まり、体内の毒素が排出されることにより一時的に吹き出物やニキビが増えることがあります。

 

その後で吹き出物は収まり、肌状態がきれいになったなどの例が多々あります。

生理周期が乱れる

プラセンタサプリメントを飲みはじめて半年。肌のくすみがとれて明らかに透明感がアップしましたが、飲み始めの1、2ヶ月は明らかに生理周期が乱れました。生理が乱れたことが今までなかったので、好転反応ってやつなのかな?(28歳/女性)

プラセンタは女性ホルモンのバランスや自律神経を整える作用があり、生理不順にの方に使えます。ホルモンバランスが元通りになる過程において生理周期に変化がある場合もあります。
更年期にさしかかり、女性ホルモンバランスの減少による体調不良を感じている方にプラセンタはとても有効とされています。

 

胃腸の不快感

プラセンタサプリメントを飲みはじめて下痢になることが増えました。体に馴染んだのか1週間ほどで症状は収まり、いま(購入から8ヶ月)はまったく問題ありません。(30歳/女性)

胃腸が弱い方や、疾患がある方がプラセンタを摂取すると一時的に下痢・便秘・胃の不快感等の症状を感じることがあります。

 

プラセンタの代謝向上作用により、身体の細胞が新たに生まれ変わる過程で一時的に生じる症状と考えられます。

倦怠感・体のだるさ

仕事に育児と毎日忙しく、体に元気を投入するためにプラセンタを購入。飲み始めから5日間くらい何とも言えない体のだるさや倦怠感を感じました。飲むのをやめようと思いましたが、もったいないので続けていたら今は絶好調(笑)毎日活発に過ごせて、プラセンタには感謝しています(36歳/女性)

プラセンタには自律神経を整える作用もあり、バランスを整える過程において副交感神経(通常安静時や夜に優位になる)が多く優位になると倦怠感が増すとの声も多数あります。

 

その影響で、「寝つきが良くなった」、「短くても質の良い睡眠がとれるようになった」といった身体にとって良い影響や、逆に「眠りすぎた」、「寝つきがさらに悪くなる」といった悪影響を感じる方もいます。

 

好転反応の程度や症状が続く期間には個人差があります。あまりにも長く続く場合は摂取を一旦中止し、様子をみるようにしましょう。

副作用と好転反応の違い

プリを飲んで体調が悪くなる=副作用と思っている方も多いのではないでしょうか。

 

副作用と好転反応は似ているようで別物です。

 

副作用とは

医薬品の目的とする作用(主作用)によって生じる、薬本来の目的以外の身体にとって好ましくない働きをいいます。

 

薬や、化学成分を摂取後目的以外の全く関係ない不快症状が起こった場合は副作用が考えられます。

 

 

副作用が続く場合、症状が続く場合は早めに医師・かかりつけの調剤薬局へ相談しましょう。

 

一方で好転反応は一時的に症状が悪化するが、その後回復に向かい作用する特徴があります。

 

プラセンタなどのサプリメントメントを飲む行為を体の視点から見れば、非常に大きな変化になります。

 

新しくサプリメントを飲み始めたときは、自分の体の変化を意識するようにしましょう。

好転反応は変化の証。ただし、我慢は禁物

効能の高いプラセンタを使用する場合、好転反応があらわれる場合があります。

 

たいていは症状が治まると回復しプラセンタの効能を実感できるようになります。そのことを知らずにすぐにやめてしまい「あの時もう少し続けてれば症状がよくなったのかも・・」と、後悔の声も多くみられます。

 

ただし、症状が長引く・状態がひどいなどの場合は摂取を控えるか、病院での診察を受けることをおすすめします。

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