プラセンタは美白成分として厚生労働省が認めているって本当?

 

美白に効能的だと話題のプラセンタ。

 

ですが、プラセンタと一言で言っても、プラセンタの使用にはたくさんの方法があり、

 

・効能的な方法はどれか
・どんな美白効能が期待できるのか

 

などわからないことも多いはず。

 

そんなプラセンタの美白効能について紹介していきます。

 

プラセンタの持つ美白

 

プラセンタの美白を紹介する前に、まずは、美白をするということを理解することが大切です。

 

なぜなら、美白の方法にはいくつかの種類があり、認識を間違えてしまうと、あなたが考えている美白効能と違う効能が得られることになるかもしれないからです。

 

プラセンタの美白効能は優秀ですが、まずは美白のメカニズムについて確認をしていきましょう。

 

厚生労働省が認める美白のメカニズム

 

厚生労働省が認めている美白成分のメカニズムを分類すると7つの働きに分けることができます。

 

1:メラニン生成の情報伝達を遮断
2:チロシナーゼの働きを抑え、メラニンの黒色化を抑制
3:黒くなってしまったメラニンの無力化
4:メラニンの酸化を抑制、還元
5:メラニンの浮上をブロック
6:メラニンを製造する工場を弱体化
7:ターンオーバーの正常化

 

これらの働きを安全に働きかける美白成分に対して、厚生労働省は有効成分としての認可を出しているのです。

 

それぞれの働きについて詳しく見ていきましょう。

 

メラニン生成の情報伝達を遮断

 

メラニン生成の情報伝達を遮断するイメージ図

 

肌に紫外線や有害物質などにより刺激が加わると、肌を保護するための防衛システムとしてメラニンを生成するように情報が渡ります。
メッセンジャーとしての役割を担うのが、プロスタグランジやエンドセリンなどの情報伝達物質です。

 

情報伝達物質の役割を遮断することで、シミの元となるメラニンを抑制することができます。

 

チロシナーゼの働きを抑え、メラニンの黒色化を抑制

メラニンは、チロシンと呼ばれるアミノ酸を酵素チロシナーゼが働くことで生まれ、黒く変色をしていきます。
チロシナーゼの働きを事前に抑制することにより、メラニンの変色を抑えることができ、シミの生まれようのない肌環境を作ることができます。

 

黒くなってしまったメラニンの無力化

すでに酸化酵素により、黒く変色してしまったメラニンの色を還元することができます。
チロシナーゼの抑制効能は、シミができる以前のメカニズムに対して働く抑制のアプローチ。
黒色化のメラニンを無色化することは、シミ消しや漂白と呼ばれる「すでにできてしまったシミを対策するアプローチ」になります。

 

メラニンの酸化を抑制、還元

働き2に似ていますが、黒色化したメラニンそのものに働きかける抑制・還元効能になります。
還元効能により、今あるシミを無色化することができます。

 

メラニンの浮上をブロック

肌の深層である基底層で作られたメラニンが表層に浮上する前にブロックをしてしまう効能になります。
美白作用のメカニズムとしては少し弱いですが、黒色メラニンを作らせてしまった後のストッパーとしての役割をすることができます。

 

メラニンを製造する工場を弱体化

メラニンはメラノサイトと呼ばれる色素細胞によって生成されます。
メラノサイトの生産工場の働きを抑えることでメラニンの過剰生成を防ぐことができます。
白人、黄色人、黒人と人種間による肌色の違いを作りだしているのは、すべてメラニンの働きによるものです。
メラニンが過剰に生成されればより濃い肌色に、少なければより薄い肌色に変化をします。

 

ターンオーバーを正常化

肌の内部で生成されたメラニンも、ターンオーバーが正常に機能し、色素沈着が起こる以前に排出することができればシミになることはありません。
加齢によって遅れ始めるターンオーバーの周期を美白成分によって支えることでシミの残らない体を作ることができます。

 

厚生労働省が認めるプラセンタの美白効能

プラセンタは厚生労働省に美白効能を認められた美白成分ですので高い美白効能を持っています。

 

プタセンタは「チロシナーゼの働きを阻害しメラニン色素の発生を抑制する働き」と「代謝を高める効能によってターンオーバーする働き」の2種類の美白作用を持っています。

 

通常の美白の概念は「新しいメラニン色素を生み出さないこと」です。

 

しかし、プラセンタはメラニン色素を発生させない効能だけでなく、できたメラニン色素を体外に排出する働きも持っているのです。

 

このことから、プラセンタが美白に効能的だということがわかりますよね。

 

高い抗酸化力、厚生労働省に認められるほどの美白成分、コラーゲンを生成する効能、ニキビや肌の炎症を抑える抗炎症効能と女性の美を維持するための効能が凝縮しています。

 

古くより不老の秘薬として重宝されてきたプラセンタは、美容成分、美肌成分として極めて優秀な成分というわけです。

 

美白効能を得るのオススメなプラセンタの使用方法

 

プラセンタを美白目的で使用する際には、

・化粧品
・サプリメントやドリンク
・プラセンタ注射

の、どの方法が効能的なのかは気になるところ。

 

そんな美白のために使いたいプラセンタの使用方法についてここからは紹介していきます。

 

化粧品

 

化粧品としてプラセンタを使用する場合、プラセンタの効能を直接肌に届けることができます。

 

そのため、メラニン色素の発生を抑える効能と、ターンオーバーを促進させる効能を最大限発揮できるのがプラセンタ化粧品を使用するメリットです。

 

肌のみにプラセンタの効能を与えたいときには重宝する使用方法なので、美白のみを目的とするならプラセンタ化粧品での美白を行ったほうが効能的だといえます。

 

サプリメントやドリンク

 

サプリメントやドリンクでプラセンタを使用する場合、恩恵を受けれるのはターンオーバーの正常化のみとなります。

 

なぜメラニン色素の抑制ができないのか。
それは、経口摂取でプラセンタを使用すると、プラセンタに含まれる豊富な栄養素が体内で分解されて体全体に使用されてしまうからです。

 

ですが、サプリメントやドリンクによるプラセンタ使用は化粧品でプラセンタを使用するよりもはるかにプラセンタの有効成分を体の中で使用することができるので、美容効能は化粧品よりも期待できることになります。

 

そのため、ターンオーバーの促進によるメラニン色素排出の面で言えば化粧品を使用するよりも高い効能が期待できるといえるでしょう。

 

注射

 

注射によるプラセンタ使用は、体調の変化を最も感じやすい使用方法です。

 

プラセンタの成分を体の中で分解せずに吸収させる方法のため、メラニン色素を抑制する美白効能も、ターンオーバーを正常化してメラニン色素を排出する美白効能も期待できます。

 

ですが、美白効能自体は肌の生まれ変わりに依存するものなので、あなたのターンオーバーのサイクルが早いかどうかで実感の速度が変わります。

 

ですが、1度の注射ではプラセンタの美白効能は実感できませんので、今後ずっと継続して使用することが大切です。

プラセンタによる美白は継続して使用できる方法を選んでください

 

プラセンタの美白効能は、プラセンタを単発で使用すれば得られるものではありません。

 

毎日少しずつ肌内部で行われていくものなので、最低でも3ヶ月は様子を見る必要があるのです。

 

そのため、プラセンタによる美白は今後、継続して行える方法を選ぶことがベストだといえます。

 

即効性が高く、効能の実感も高い注射でのプラセンタも、週に2回以上を3ヶ月間継続して行わなければならないとなると、ちょっと手間に感じてしまいますね。

 

時間の取れる方なら問題ないかもしれませんが、毎日のお肌のお手入れに手軽にプラスできる化粧品や、ご飯と一緒に取り入れることができるサプリメントメントによるプラセンタ使用の方が継続はしやすいかも知れせん。

 

あなたの生活の中に取り入れやすい方法を選んで使用をするようにしてください。

 

プラセンタの「シミに対する効能」「くすみに対する効能」「そばかすに対する効能」については関連ページで詳しく解説しているので参考にしてください。

 

美白のみならずお肌の調子を整えるのにもおすすめなプラセンタ。

 

白く透き通った健康的なお肌を目指すのに、プラセンタは強い味方となってくれるはずです。

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