海洋性プラセンタ(マリンプラセンタ)ってどんなプラセンタなの?
海洋性プラセンタは、魚の卵を包む「卵巣膜」を指した言葉であり、すじこの皮などが卵巣膜に当てはまります。
魚に胎盤はありませんが、これも一種の疑似プラセンタに分類され、サプリメントメントなどの健康食品としてよく用いられています。
海洋性プラセンタの原料のメインは鮭
海洋性プラセンタとして使われている魚は、現在「鮭」のみになります。
これは卵巣膜の加工処理の問題であり、他の魚の卵巣膜はプラセンタとして材料にするのがとても難しいため、現在は鮭の卵巣膜だけが使われれています。
海洋性プラセンタは、動物性や植物性プラセンタと何が違うのか、ここで確認してみましょう。
海洋性プラセンタだけの効能
海洋性プラセンタは、動物性プラセンタよりも高い美容効能が期待できます。
アミノ酸はもちろん、コラーゲンやヒアルロン酸などの美容に嬉しい成分豊富に含まれているため、肌の保湿効能が高く、潤いのある肌を保つことができます。
人間の体にとって必要不可欠な必須アミノ酸についても9種類全てが含まれているため、その点は動物性よりも優秀なプラセンタです。
アミノ酸の中でも、海洋性プラセンタは非必須アミノ酸の「グリシン」が特に多く含まれています。
グリシンは人間が生きる為に必要な運動感覚や呼吸に大きく関わる成分で、美容成分で有名なコラーゲンの素にもなっているアミノ酸になります。
グリシンの一番大きい効能は、睡眠の質を上げる作用であり、適度に摂取することで朝起きた際のだるさや眠気が段違いに違うと実感できる成分です。
海洋性プラセンタのほか、ほたてやエビなどにも多く含まれるアミノ酸ですので、睡眠に関する悩みがある方は海洋性プラセンタからはじめてみるのもおすすめです。
最大のウリは美肌三大成分が含まれていること
美肌三大成分とは「コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチン」の3つをまとめた言葉ですが、海洋性プラセンタには3つの美肌成分が全てが含まれています。
どれも肌のハリ・弾力・潤いを保つために働く成分であり、摂取することで肌の乾燥を防ぎ若々しい肌を作る基礎となってくれます。
コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンは加齢とともに体内で減少していき、40歳を超えると著しく生成量が減少してしまうため、サプリメントや化粧品などで集中的に補充することが大切です。
美肌三大成分を手軽に摂取できる海洋性プラセンタは、お肌の健康を特に保持したい方にはまさにうってつけのプラセンタといえるでしょう。
海洋性プラセンタのデメリット
海洋性プラセンタは植物性と同じく、成長因子が含まれていません。プラセンタの要とも言える成長因子が無いため、動物性プラセンタと同じくは使えないのでご注意ください。
動物性プラセンタは成長因子があるから代謝が上がりダイエット効能もありますが、海洋性プラセンタにはありませんので、単純な美容効能のみしか期待できません。そのため、美容と同じくらい健康についても気になる方は、動物性プラセンタをおすすめします。